》》 吉本新喜劇的授業のすすめ 《《



1.教師は落語家

         − 見てきたような うそを言い −

 落語では、「さげ」、あるいは「落ち」が特に大事にされている。
「 咄 (はなし)は、一が落ち、二が弁舌、三がしかた」と言われています。
                     (桂 文珍 「落語的学問のすすめ」 より)


 これは、落語の中で大事にされている部分ですが、そのまま我々が毎日している授業にもあてはまる。

 『落ち』は、「教材」、「素材」。子どもたちが、知的好奇心を感じる内容。
 『弁舌』とは、教師の話術、もう少し言えば、キャラクターも。
 『しかた』は、「指導方法」
 


        2.一番人気のある落語家は??

 桂 文珍氏の前著によれば、落語家は次の四つのタイプに分類できるそうである。

            ★  「上手でおもしろい」
   
            ★  「下手でおもしろい」

            ★  「上手でおもしろくない」

            ★  「下手でおもしろくない」


 この中で、一番売れないタイプはどれか ?

それは、「上手 おもしろくない 落語家」の タイプだそうである。

 それでは、一番売れるタイプは、いったい どのタイプでしょう。

普通は、「上手で おもしろい」 タイプだと思う。

しかしながら、最近のテレビ文化の中では、

              「 下手 で おもしろい 」 タイプが

一番もてはやされるそうである。 うまくないけど、「おもしろい」のが一番売れるのである。


                  下手 で おもしろい

                 上手 で おもしろい

                 下手 で おもしろくない

                 上手 で おもしろくない  
    


 つまり、上手というのは、とっても大事なことではあるが、それがおもしろくないと、一番悲惨なことになるようである。



          では、授業ではどうか。

この場合も、落語家と同じことがいえるように思う。

 すなわち、「まじめな 教師のおもしろくない 授業ほど 退屈なものはないのでは !?