>> 驚くべき煮汁の薬効 // 糖尿病・高血圧

糖尿病高血圧


 糖 尿 病 

糖尿病に有効であった事例は多い。その作用機序は以下のように説明できる。トリプシンインヒビターが十二指腸を刺激してパンクレオザイミンというホルモンを分泌し、このホルモンが膵外分泌物部に作用して消化酵素の分泌を高めると同時にインスリン分泌細胞の増殖と肥大を起こさせるものと考えられている。すなわち、インスリン分泌細胞が増加して含有するインスリンが増加する。
新潟大学、藤田教授はラットを用いてこのことを検証したが、臨床確認をなされていない。今回の臨床成績は人体においても同じ効果を示すことができた。
トリプシンインヒビターは、一種の酵素であるので熱には弱い。したがって糖尿病治療では浸漬液の短時間・低温(40〜50℃)煮出しが必要である。
糖尿病の人は浸漬液を捨てず、煮だし時間を5〜8分と短くし、アクをとらないようにする。また、作りたての煮汁をすぐに飲む。保存は冷蔵庫に入れ、保存した煮汁を飲む時は高血圧の時と異なり再加熱せずに冷やしたまま飲む。
このように、キモトリプシンインヒビターやトリプシンインヒビターという成分は、膵臓に働き、血糖値を下げるインスリンを分泌する細胞を増加し、インスリンの分泌を良くして膵臓自体を強化する。
また、不飽和脂肪酸のリノール酸やリレノン酸も血管壁の時と異なり、組織内ではプロスタグランジンEという血糖を改善するものに変化する。
もっとすばらしいことは、糖尿病の人では、活性酸素という悪玉物質が増えると合併症の網膜症、肝炎、神経炎など、やっかいな二次余病を作ってしまうが、黒豆にはこれを除去する働きのあるソーヤサポニンやビタミンEが多く含まれ、生体でSOD(スーパーオキシジムスターゼ)の働きに不可欠な亜鉛とマンガンが大量に含まれていることである。
--- 表1(糖尿病) ---

患 者生 年摂取方法飲用期間主な効果(FSB )
S.18煮汁及び煮豆1ヶ月156 → 71
S.19煮汁のみ2ヶ月140 → 70
S.21煮汁及び煮豆2ヶ月224〜228 → 129
FSB / 早朝空腹時血糖値




― 高 血 圧 ―

黒豆には、コレステロールをさげるグリシニン、リノール酸、レシチン、リグニンや中性脂肪(一番一般的な脂肪)を下げるリノレン酸などの丁不飽和脂肪酸は体内にはいると血管壁でアラキドン酸に変わり、さらにリポキシゲナーゼとシクロオキシゲナーゼという二種類の酵素(体内で起こる反応を促進させる物質)により変化する。
そしてプロスタグランジンI2となると血液をサラサラにする。黒豆には他にも血管を広げるビタミンEや塩分をだし血圧を下げるカリウム、血液をサラサラにする植物エストロゲンのゲニスチンやダイズイン、ソヤサポニン、クリサンテミンなど数多くの成分を含む。その上、ミネラルとして多く含まれるカルシウムやマグネシウムには、平骨筋という血管の筋肉をゆるめる作用がある。
このように、血管の筋肉をやわらかくして血管を広げ、中に流れる血液の粘りをとり、血圧を下げる。黒豆の威力は、一時的な対処に終わるのでなく、動脈硬化の原因である悪玉コレステロールなども取り去ることである。
--- 表2(高血圧) ---

患 者生 年摂取方法飲用期間服用開始
前血圧
服用開始
後血圧
S.4煮汁及び煮豆3ヶ月170/100142/86
S.6煮汁のみ2週間220/115 138/80
S.5煮汁のみ3ヶ月200/118120/80
S.7煮汁及び煮豆2ヶ月200/130123/75
S.4煮汁及び煮豆3ヶ月190/100140/80
S.3煮汁のみ2週間180/100130/81

--- 表3(低血圧) ---

患 者生 年摂取方法飲用期間服用開始
前血圧
服用開始
後血圧
症 状
S.4煮汁及び煮豆4ヶ月110/55120/60立ちくらみ消失
S.6煮汁のみ1週間90/60100/70立ちくらみ消失


これらは、兵庫県の主催する「黒豆セミナー」(神戸市の兵庫県民会館)におき、医学博士・野崎豊氏が講演された中から、高血圧症と糖尿病に関する著効例を参考に掲載しています。野崎博士は、現在、加古川市で「ノザキクリニック」を開業されています。「あぜみち通信より」
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