六甲全山縦走

六甲全山縦走;歩き通した56km!
神戸市須磨浦公園〜 摩耶山〜六甲山〜宝塚

●日時●・・・・1996年11月10日(山中泊なし)
●行程●
11月 9日;自宅→神戸市内のホテル
10日;ホテル→須磨浦公園(バス)
10日;須磨浦公園→須磨アルプス→高取山→ ひよどりごえ駅→菊水山→市が原
→摩耶山→一軒茶屋(六甲山最高峰)→ 宝塚

●概略●
毎年秋に神戸市主催で六甲全山縦走大会があり、一度参加したいと思っていました。
昭和50年から始まり、毎年行われ去年が22回目となりました。 11月に2回にわけておこなわれ、それぞれ2000人位が参加します。
参加者は神戸市内はもちろん、遠くは宮城県とか長崎県からも参加があります。 男女をとわず、年齢も、若い人から年齢の高い人までさまざまです。
完走率はだいたい85%前後みたいです。 山登りの大会といううよりも、根性試しみたいなところもあります。 ただひたすら歩いたという感じです。
でも、これだけの距離を歩き通した 満足感は なんともいえません。

私たちの主な地点の通過タイム・・・
須磨浦公園5:20→妙法寺小学校7:30→神戸電鉄のひよどりごえ駅8:50 →大竜寺10:55→市が原で食事をし出発11:35→摩耶山13:05→ 最高峰の一軒茶屋15:05→東六甲分岐15:20→宝塚17:55
所要時間・・・12時間35分(普通より少し早いと思います。)

この大会は競争ではないのですが、どうも貧乏根性が働いて、 タイムが気になりました。
以前、同じコースでタイムトライアルの大会があり、 最高記録は4時間15分だそうです。私には信じられません。 すごいスピードで走りぬけるのでしょうね。

私たちは、一度参加してもう満足です。どうも、私たちは山の中を景色をみながら 花をみながら、昼御飯をゆっくり食べて自然を楽しむのが 性格にあっているみたいです。

●山日記●

9日
朝は須磨浦公園の受付が5時から6時20分なので我が家からでは 無理なので、斡旋してくれたホテルに泊まることにしました。
昼過ぎに家を出て、ホテルに着くと山の格好をした人でいっぱいです。

窓からは、阪神高速が見えました。去年4月にこのあたりを歩いたのですが 阪神大震災のために、道路が寸断されているのを見ていますので、 車がスイスイ走っているのを見て、感慨深ったです。
でもくる途中の歩道のところでは道にヒビが入っており、 まだ震災のつめあとは残っています。

須磨浦公園までバスで送ってくれます。 そのバスの出発が4:20(?)なので晩御飯を済ませお風呂に入り、 さっさと寝ました。

10日
3:30に起床し、身支度を整え朝御飯はホテルで配ってくれますので、 指定された場所にに行くとたくさんの人がいました。
こんな朝早くからふつうのホテルで人がいっぱい起きているのは 変な感じがしました。 外には大型バスが3台ほど止まっていました。

バスに乗り43号線を須磨に向かっていきます。 須磨浦公園には4時40分についたのですが、もう受付に長い行列ができています。
5時受付開始で、出発できたのが、5時20分でした。 渋滞ですのでゆくっりとしか進めません。少しずつ夜が開け始めました。
平らな道になるとみんなすごい早足で歩き始めます。 いつもだったらおしゃべりしながら歩くところも、それどころではありません。 私たちもいつもの倍近いスピードで歩きました。

高倉台の団地の中をおしゃべりせずに歩きます。まだ朝の6時位です。
団地の人はこんな朝早くから起こされたら怒りますものね。 なにしろ2000人近い人が通過します。 足音だけでもうるさいのではないのでしょうか。

いよいよ、渋滞の名所須磨アルプスです。 栂尾山の階段から渋滞で、やせ尾根に入る手前で止まってしまいました。
この階段はふつうの山行きで登ると結構しんどいのです。 だから、いい休憩になりました。
須磨アルプスを通過し横尾の住宅地を通過すると、第一チェックポイントの 妙法寺小学校です。
まだ最初なので固まって通過する場合が多いので 係りのボランティアの人はカードの半券を受け取ったり、 ハンコを押したりしなければならないので、大変です。
今度は高取山への登りです。抜いたり、抜かされたりしながら、 登りに30分位かかったと思います。
頂上でやっと休憩にし、お茶を飲み、 チョコレート、バナナを食べました。

山をおり、長田区の住宅地を抜けて、ここが住宅地だと思っていたら、 なんのその登りがきつくしんどいのです。また、道がややこしくて、 全山縦走の標識がなければどのように行ったらよいのかわかりません。
ひよどりごえ駅前は8時50分でした。駅前の店にはバナナやお菓子がおいて あって 休憩している人がたくさんいました。

でも問題をここからです。菊水山の登り、私の嫌いな登りの一つである 鍋蓋山の登り そして、メインの登りの天狗道があります。 「さあ、ここからが、本番や。」という話声が聞こえます。
私たちも、気をひきしめて歩き始めました。

菊水山


菊水山は3回ほど登ったことがあるのですが、 階段が多く傾斜もあるのでしんどいところです。
私は、前の人にくっついて登るだけで精一杯でした。ともかくしんどく 菊水の頂上に着いたときはたまらず、休憩しました。
たくさんの人が休憩していました。

今度は下りです。そして、有馬街道の上にある橋をわたって、鍋蓋山の登りです。 でも、鍋蓋山が終わると、大竜寺では、お弁当がもらえます。
食べ物につられて、 マイペースでじっくり登りました。私は食べるものには弱いですから。

鍋蓋山大竜寺
鍋蓋山への登りです。大竜寺でお弁当をもらいご満悦の私です。

お弁当をもらい、少し先にある、市が原でお弁当にしました。
なかなかリッチでした。一人分の袋の中には、みかんと大きいお弁当と炊き込みご飯のお弁当がありました。
主人とお弁当がふたつあるのはなぜだろうと話をしていたのですが、 まあよく歩いたから、余分にいれてくれたのだろうと勝手な解釈をして、 全部食べてしまいました。
小さい炊き込みごはんの方でも、 おちゃわん二杯分位あります。大きい方は若い男の人が食べても、十分な分量があります。 二つをペロッと食べてしまいました。
後でよく考えると、小さい方のは、この大会で遅い人は宝塚着が10時を過ぎますので、 その時の晩御飯用だったのかもしれないと考ついたのは、家に帰ってからでした。
本当に私たちはよく食べる夫婦です。

普段の二倍位お昼を食べていよいよ、天狗道の登りにかかります。
菊水山の時人のペースで登りしんどい思いをしたので、自分のペースで登りました。 当然私の後ろに行列ができました。
たまりかねて、抜いて行く人も何人かいました。 私は楽に登れたのですが、後ろの人はペースが遅いので眉をしかめていたらしいです。

難関を通り抜けてほっとして摩耶山の頂上に行くと、 なんとホットレモンのサービスがあったのです。
疲れた体にしみわたるようでした。 すっぱいのが苦手な主人も 何杯も飲んでいました。それくらいおいしかったです。

摩耶山
摩耶山でのホットレモンのサービスは
とてもうれしかったです。

ホットレモンで元気になり少し休憩して出発です。
大きな登りはありませんが、時間をかせぎたかったので早足で歩きました。 途中の郵便局では甘酒もサービスされていました。

一時間位歩いたゴルフ場のところで、 前の人のリュックにFYAMAのワッペンが・・・。
思わず、「NIFTYの方ですか。私、トムラウシです。」と声をかけました。
実は、NIFTYのフォーラムで私は今度参加するのでよろしくと発言してい たのです。
声をかけた人がまた運良く、私が一番よく知っている人のひとりである、 あめのうおさんだったのです。
うれしかったです。少し話をし、先を急ぐことにしました。 この大会で一番うれしかったできごとです。

私たちは、登りを早くする力はないので、平地はすごい早足であるきました。
六甲の頂上下にある一軒茶屋で少し休憩し、もう登りはないだろう と思って少し歩くと登りがあります。ガックリです。
地震でこのあたりの道路がくずれたため臨時の道がつくられ、 山をこさなければダメになっていました。
もう、疲れていたので 登りを見るのもイヤでした。最後のチェックを受け、ヘッドランプも確認し宝塚に向けて出発です。

東六甲
東六甲分岐のチェックポイントです

この道に入るころには、人もまばらになってきました。
ともかくみんなすごいスピードで歩いています。もう登りはないので気は楽です。
休憩なしに宝塚のゴールまで歩きました。 もう真っ暗でした。

ゴール盾
表彰状をもっての記念撮影です。頂いた盾です。

家に帰り、お風呂に入り、うどんすきでビールをあけましたが 疲れすぎていてあまり飲めませんでした。
ボランティアの係りの方親切にしていただきありがとうございました。 完走ができてうれしかったです。

普通回線用;「屋久島(宮之浦岳、縄文杉)登山」を読む。
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